抜け毛がひどい!髪の毛をチェック。

梅雨になって湿気が多くなると、髪の毛のボリュームが出なくなり、薄毛が目立つ気がします。

「抜け毛の量が多いから、このまま薄毛になるのでは」と心配していませんか?

健康な人の場合、1日に50~100本程度は自然に毛が抜けていきます。

1日あけてシャンプーをしたときに、手にごっそりとからまると驚いてしまいますが、抜ける予定であった2日分の髪(約100~200本)と考えれば、心配する必要はありません。

しかし、ほかにも「ボリュームがなくなった」「分け目やつむじの地肌が大きく見えてきた」という悩みがある人は女性特有の脱毛症の疑いがあります

女性特有の脱毛症とは?

「女性特有の脱毛症」は、脱毛する原因で大きく分けると3種類があります

加齢変化による脱毛

毛1本1本が細く短くなり、頭部全体の毛が透けて地肌が目立つ。

更年期前後に始まることが多く、閉経後に目立ってくる。

女性の男性型脱毛症(FAGA)

頭頂部から前頭部にかけて薄くなりやすいのが特徴。

男性型脱毛症(AGA)の女性タイプ。

男性ホルモンの影響で毛の成長期が短くなり、毛が細く短くなる。

男性ホルモンに感受性の高い体質の人が生じやすく、更年期になると加速することがある。

多くは30代前半から始まる。

休止期脱毛

本来は10%ある休止期(髪をつくらない状態)の毛が20%に増加してしまうことで生じ、頭部全体に毛の密度低下が現れる。

急性と慢性のふたつのタイプがあり、急性休止期脱毛は、精神的ストレスや高熱、出産、ホルモンの変化などにより起こる。

太い毛が抜けやすく、数か月で急激に頭部全体の毛髪が薄くなる。

慢性休止脱毛は、半年以上のゆっくりとした期間で、頭部全体の髪の密度低下が現れる。

慢性の全身疾患や鉄欠乏性貧血、極度のダイエッ卜など、原因がはっきりとしているものもあれば、原因不明のものもある。

どちらの場合も、原因を取り除けば改善する。

産後減った髪の量は戻るの?

産後の抜け毛は「産後脱毛症(分娩脱毛症)」といい、出産経験のある女性のほとんどが実感・経験している症状です。

多くは産後2~3か月で抜け毛が始まり、ピークは産後6か月ごろ。

局所的な抜け毛ではなく、全体的にボリュームダウンするケースがほとんどです。

また、抜け毛までにはいたらなくても、髪の毛が細くなる、コシやハリが以前よりもなくなるなどの症状が見られる場合もあります。

妊娠中は、エストロゲンという女性ホルモンの影響で成長期が長くなります。

出産後、ホルモン量が急激に減ると一気に休止期に入り、抜け毛になるというしくみです。

さらに産後の育児による過労や睡眠不足も関係していると考えられます。

ただし、産後脱毛症は一過性のもので、治療が必要な脱毛症ではありません。

個人差はありますが産後6か月ごろのピークを境に徐々に回復していき、産後10か月から1年半で自然に治ります。

気にしすぎるのはかえってストレスになりかねないので、元に戻るのを気長に待ちましょう。

もしも産後2年を過ぎても抜け毛が減らなかったり、増え続けている場合は、皮膚科医に相談を。