5年間、体も髪も「水洗い」のみ

私はここ5年ほど、せっけんやシャンプーをいっさい使っていません。

ぬるま水で洗うのみ。

結果には大いに満足しています。

まず、体臭が少なくなりました。

においのもとのひとつが、皮脂が酸化してできる過酸化脂質。

毎日、せっけんやシャンプーで皮脂をこすりおとしていると、体は補充しようとして、大量の皮脂を分泌するようになり、過酸化脂質などのにおいのもとの量も増えて、かえって体臭が強くなる傾向にあるわけです。

それに、この5年問、顔と体は乾燥したためしがありません。

診療や手術のためにしょっちゅうせっけんで洗っている手よりも、はるかにきれいです。

髪の変化もかなりのもの。猫の毛のようにほそくて、頼りない感じだった髪が、太く、しっかりとしてきたのです。

おそらく、シャンプーの界面活性剤などで頭皮を傷めることがないためでしょう。

髪に水をちょっとつけて、ブラシでなでつけるだけで形が整うようになったのもうれしい変化です。

毛髪の表面をコーテイングしているコレステロールや脂肪酸などの脂が、適度に残って、整髪料の役目をしているのだと思います。

それでいて、髪がベタつくことはなく、いつもさらっとしています。

水を飲めば、肌や髪の水分量は増える?

水を飲むことは体の水分量をアップさせることにつながり、肌や髪を潤わせることにつながります。

逆に外からでは肌に水を補うことはできません。かえって肌を乾燥させるだけです。

肌に水を補うには、水を飲むしかありません。

水を飲むことで体中の細胞に水が供給されて、肌もうるおいます。

飲む量が足りないと、体中の細胞が水不足となります。

最初に舌が乾き、目が乾き、肌が乾き、最後には内臓が乾くのです。

肌を含めた全身の保湿と健康のために、きちんと水を飲みましょう。

1日の摂取量の目安は、体重1キログラムあたり20~50ccです。

体重が50キログラムの人なら1.25~2.5リットルになる計算。

飲みすぎた分は尿になって出ていきますが、そのとき、ナトリウム、クロール、カリウムといった、電解質といわれる成分など、体に必要なさまざまな成分が尿と一緒に排池されてしまいますので、飲みすぎには気をつけてください。

起きている時間をとおして、まんべんなく必要量を飲みましょう。

ドーンといっぺんに大量に飲めば、ドーンといっぺんに出ていってしまい、無駄が多くなります。

毎日の水の摂取量の半分は、野菜やごはんに含まれている水分や、お茶やコーヒー、ジュースなどでもかまいませんが、あとの半分は「真水」でとりましょう。

真水以外の水だと、体はそれを櫨過してから使わなければならず、それだけ体への負担も大きくなります。

また、せっかく飲むのなら、硬水ではなく軟水がよいでしょう。

日本は軟水の国。硬水を飲みつづけることに、わたしたちの体は不慣れです。

代々、軟水の国に育った体には、軟水を飲むのが自然で、健康のためにも、にもベストだと思います。